2010年5月17日月曜日

鉄道ファンも押さえておきたい東京スカイツリー(その1)

まだ完成は1年くらい先なのに、すっかり東東京の新名物となってしまった東京スカイツリー。実は筆者の自宅から歩こうと思えば歩けるくらいの位置にあり、すでに見慣れた存在でもあるのですが、建築中のタワーが見られるのなんてこの1年半をおいて未来永劫ないこともあり、これらたびたびこのサイトでも取り上げていこうと思います。

え?スカイツリーと鉄道に何の関係があるんだって?それが大ありなんですよお客さん!

なんたってスカイツリーの大株主は東武鉄道。建築中の敷地も、元々東武の土地。しかもすぐ真下(つまり地下)には京成電鉄の押上駅も控え、れっきとしたターミナルでもあるのです。残念ながら、今地上を見渡すと、東武伊勢崎線の業平橋駅が、寂しくぽつんと存在するのみですが、元々この業平橋駅は「浅草駅」を名乗っていた時代があり東武にとっては由緒正しき地。そして今でこそ地下に潜っている京成線も開業当時は地上にあり、市電も行き交う実に賑やかな一帯だったのです。



その面影を今に残すのが、タワーの横を流れる北十間川にかかる二つの橋、「京成橋」と「東武橋」です。ちょうど今、スカイツリーを真ん中に挟んで見物のメッカとかしている東西二つの橋がそれなんです。すでにスカイツリーを見に行った人でも、これに気付いてくれた人が何人おられたか…。今度行ったら確認してくださいね。

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