2010年5月18日火曜日

鉄道ファンも押さえておきたい東京スカイツリー(その2)

前回は東京スカイツリーと鉄道との土地のつながりを触れましたが、肝心の電車の画像が1枚もありませんでした。期待してこられた皆様には相済まないことです。でも今回はばっちり見せます。そう、2回目は「撮り鉄」おすすめ、絶好の撮影ポイントをご紹介します。

現在スカイツリー見物のメッカとなっている、東武伊勢崎線・業平橋駅の南側、京成橋と東武橋(きのうのエントリーを参照してください)に挟まれたタワーに最も近い場所は、撮り鉄諸兄にとってはあまり得るところがありません。遠巻きに東武の高架が見えはしますが、建機だの工事現場の障害物だのが間を遮り、またドーンとそびえるスカイツリーを一緒のアングルに納めるのはきわめて困難です。ニコンの6ミリ魚眼でもない限りまず無理です。

そんな特殊レンズなど持たない、普通の撮り鉄さんにおすすめなのは、東武橋から浅草方向に5分ほど歩いたあたり、「源森橋(げんもりばし)」の上です。ここは高架線のすぐ横を北十間川が流れ、電車とツリーと水辺の風景がぎゅっと1アングルに収まる是絶好のポイント。しかもここには屋形船の船宿があって、下町の水辺の風景を彩り、実にいい雰囲気を醸し出しているのです。

さらにさらに、晴れている日には水面に逆さ姿のスカイツリーが映し出され、現在379メートルのツリーが×2、760メートルの巨大鉄塔を目撃することができてしまうのです。これ、完成したら1268メートルですよ!2年後にはすごい写真が撮れるはずですよ。

そしてありがたいことに、この区間は、手前のカーブがキツイ浅草駅に入線する列車がノロノロ運転をしてくれるので、あまりテクニックになれていない初心者撮り鉄の人でも落ち着いてシャッターを切ることができるのです。

ぜひ今度の週末は、親子そろってスカイツリー見物に足を運んで、携帯のカメラでも何でもいいですから、ツリーとスペーシアの素敵なアンサンブルの写真を捉えてみてはいかがですか?

なおこの源森橋、直接お越しになるなら、都営浅草線の本所吾妻橋駅をおりられるのが便利です。撮影の後はそのまま線路伝いに隅田川まで出て、浅草見物というのも楽しいと思います。

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